フリージャズなECM

久しぶりにちゃんとした音楽を聴こう!と思って数枚聴いた中の2枚。

フリージャズのECM的な解釈という感じでしょうか。

Achirana
計り知れない才能を感じるVassilis Tsabropoulosのピアノ。
この後ソロでも作品を出していますが、クラシックから
ECM的なフリーの世界まで演奏します。

クラシックも扱うためか演奏の技術がジャズ界のピアニストとは違い、
しっかりとクラシックのピアニストのレベルを持っています。

ここで見せるピアノの美しさは格別です。

drumsにはJohn Marshallを迎えています。
マン フレートアイヒャーの仕事によって見事にECMらしい
フリーに仕上がっています。

しかし、なぜか3曲目だけ違う作品の中から選ばれたような曲で、
全くの不要です。不思議なほどいらない曲です。3曲目は飛ばしましょう。
3曲目を抜いて再度、発売して欲しいほどです。
1、2曲目の美しさ。ECMらしい静かな美の世界。

Achirana

Achirana



Leosia
drumsのTony Oxleyの魅力につきる作品。
このdrumsは何でしょう。John MarshallともJon Christensenとも違う圧倒的

な魅力があります。それをきちんとECMの作品に仕上げています。

Anders Jorminも大好きなbassist。もちろんBobo Stensonも大好き。
Tomasz Stankoがうるさいくらいです。いらないです。リーダーですが。。

Tony OxleyとAnders JorminとBobo Stensonのトリオの方が良かった。

Leosia

Leosia